
HMBサプリも種類が増えて色々なものが出るようになりました。HMBの含有量に特化したもの、他の筋トレ向け成分をバランス良く配合したものなど色々なものが出ています。
ここで紹介するHMBプロテイン18000は、HMBサプリではありません。HMBを含有したプロテインとなります。HMBはサプリで摂取するのが今までの常識だったのですが、ここにきてプロテインにHMBを含む製品が出てくるとはちょっと驚き…。というわけで、私も興味があったので試してみることにしました。
目次
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HMBの働きをおさらいしよう!
HMBを知っているのが当たり前になっている感じですが、一度ここでおさらい。HMBは必須アミノ酸の一つロイシンが体内で代謝されてできる物質。その量はごく少量のため、必要摂取量をとるにはプロテインではなくHMBサプリを直接摂取するのが効率的でした。
HMBは筋肉の分解を抑制する働きが期待できるため、筋肉の落ちにくいトレーニングを継続出来るというわけなのです。トレーニングして筋肉をつけようとしても、思うようにつきにくいのは筋肉もエネルギーとして消費されているから…というのも一因なのです。
トレーニングすればするほど筋肉がつくんだったら私だってもうビルダー並に筋肉になっててもおかしくはないでしょう。筋肉も分解・消費されることを理解しておくのは結構大事だったりします。
HMBサプリを活用して筋トレしたらこうなった!
で、そのHMBサプリをガッツリ使って筋トレしてみた私の結果はこのようになってました。
筋トレ自体も結構頑張っていたのでかなり絞れたんですよ。で、210日目にはこのようになっていました。
んで、今(2018/1/24現在)がこれ。
HMBやプロテインなどを活用しながら筋トレしたことで、無駄な贅肉をつけることなく1年間過ごすことができたと思います。概ね理想体型を維持できていると言っても過言じゃないでしょう。
ただ、私自身もう少し引き締めたいという気持ちがあるので、まだまだHMBもプロテインも活用していこうと思っています。
その一環としてHMBプロテイン18000も活用していくつもりです。
HMBプロテイン18000をレビューするぞ!
では早速レビューしていきましょう。
プロテインにはソイ・ホエイ・カゼインの3種類がありますが、このHMBプロテイン18000はホエイプロテインを使用しているプロテインですね。
原材料や栄養成分表示などは裏面に記載。
原材料としてたくさんのフルーツ果汁末が使われているとともに、HMBカルシウムも含まれているのがわかりますね。
栄養成分については、これはほぼほぼ他のプロテインと一緒。特に多い少ないということはありませんでした。
1日に飲む量なのですが、目安量としては1日40gとなっています。付属のスプーン1杯が10gなので、1日スコップ4杯分を目安として設計されているようですね。
4杯飲むことで1200mgのHMBを摂取できるのですが、個人的には200mlを4杯も飲むと水っぱらになってしまうので多くても2杯までかな~と思ってます。
1杯あたりのHMB含有量は300mgなので、かなり少な目のHMB摂取量となってしまいますが、一袋で1ヶ月使おうと思ったら1日2杯までを目安にすべきですね。
HMBの量がやや心もとない気がしますが、それでもプロテインであることに変わりはないですし、アミノ酸スコアの高いホエイプロテインとなっています。
しっかりと運動すればその分引き締まった体型を目指せますから、ガッツリ活用したいところ。
袋を開けてみるとこんな感じ。ふわっとフルーツっぽいニオイが広がります。粉の質感的にはやっぱりホエイ独特の脂っぽさがありますね。
このスプーンにすりきり1杯が10g。飲むタイミングは運動後や就寝前辺りがベストです。
ホエイプロテインってソイに比べると結構味のバリエーションが多く、私が今まで使ったものではストロベリー、チョコ、バニラ、バナナ、そして無調整など。
ソイと比べて溶かした時に粉っぽくなく、牛乳に近い味・質感になるので調整がしやすいのでしょうね。で、このHMBプロテイン18000は何味かというと、ミックスフルーツ味。
フルーツ系のプロテインって、甘みと酸味がうまい具合にマッチするので美味しくなるんですよね。水でも牛乳でもOKですが、牛乳だとちょっとこってりしすぎるかな~と思ったので水で。
多分牛乳で混ぜるとフルーツオレっぽくなると思います。
ダバーっとシェイカーに投入。
そして混ぜます。ダマになると美味しくないし飲みにくいので、しっかりと混ぜましょう。
そしてできたのがこちら…って、泡だらけじゃねーか!
プロテインでも泡だらけになるものとならないものがあるのですが、HMBプロテインは泡がよく出来るタイプでした。
とはいえ、泡はちょっと待てば消えますしなんだったらそのまま飲んでも別にどうってことはありません。
泡が消えてくるとこのような具合に。
やや濁った感じですが、見たところフルーツジュースのようです。
実際に飲んでみると、味はそのままフルーツミックスでした。甘みと酸味が両方あるためか、運動して疲れたタイミングで飲むとめっちゃ美味しく感じます。
ホエイとフルーツ系の風味は相性がいいので、正直かなり美味しいですよこれは。バニラやココア、無調整のプロテインに慣れているとかなり美味しく感じる味ではないでしょうか。
HMBプロテイン18000に含まれるHMBの量は?
なんか普通のプロテインのように使える感じですが、忘れちゃいけないのがこれ、HMBが含まれているってことですよね。
HMBサプリは結構良いお値段なので、プロテインあるからHMBはいいか…と諦めていた人もこのHMBプロテインでどちらも摂取できるようになるのため、痒いところに手が届くみたいな感じになると思います。
具体的なHMB含有量ですが、HMBの総含有量が18000mg、1袋あたり600gなので100gあたりで3000mgのHMBが入ってるってことですね。
ただ、HMBプロテイン18000の1日の摂取目安量は40gですから、現実的な摂取量となると1200mg…つまりパッケージに書いてある数字と同じになります。
1日あたり1200mgのHMBって多いの?少ないの?と疑問に思うかもしれません。HMBの1日の推奨摂取量は3000mgですのでそれに比べたらかなり少なく感じてしまうかもしれませんが、ボディービルダーを目指すようなハードなトレーニングをするのでもない限り、1日1200mgでも十分な量ではないかと個人的には思います。
私のようなホームトレーニーならなおさらですね。もっと多くのHMBを摂取したいというのであれば個別にHMBサプリが必要になってきますが、自宅でトレーニングするとか、筋トレを始めたばかりだ、という人はHMBプロテインで十分だろうと思います。
たまにHMBを摂取すればプロテインは要らないという風に捉える人がいるのですが、実際のところプロテインは必要です。
そもそも、HMBは筋肉の分解を抑制するための成分ですから、新たに筋肉を合成するためのたんぱく(アミノ酸)は不可欠なわけで。なので、プロテインとHMBは両方摂取するのが理想と言えそうです。
その観点からだと、HMBとたんぱく質の両方を摂取できるHMBプロテイン18000はまさに理想のプロテインではないかと感じますね。
なお、このHMBプロテインの摂取目安は1日スコップ4杯=800ml。ちょっと多いなと感じるなら、うえでも書いたようにその半分の400mlにしておくといいですね。
そうすることでHMBの摂取量は減るものの、プロテイン自体を1ヶ月持たせることも出来るためコスパがちょっとだけ高まります。
HMBプロテイン18000は価格・栄養成分・コスパは他のプロテインとどう違う?
HMBが含まれて一石二鳥なHMBプロテイン18000なんですが、当然良いことだけではありません。プロテインというくくりでコスパ比較すると、他のプロテインの方が安上がりに見えてきます。
HMBプロテイン18000は一袋の定期購入だと5000円ほどの値段になりますね。ただし、HMBプロテインはビタミン等特に含まれていませんし、1日の目安量である40g=800mlをそのまま飲んでしまうと15日で済んでしまうんですよね。
なので、サバスなどと同じように20gで飲んでいくと30日はもつ計算ですが…。ただ、その分摂取できるHMBの量は1日600mgに減ってしまいます。まあもちろんそれでも構わないという人は良いのですが、ガッツリトレーニングしたいという人は物足りないかも。
ただ、やはりHMBとプロテインをそれぞれ個別で購入すると更に高額になってしまうので、
・HMBの量は運動量でカバーするぜ!
・筋トレを始めたばかりだからとりあえずHMBとプロテイン両方摂取しておきたい!
といった人向きのプロテインかな~と感じましたね。もちろん、いつものプロテインは飽きた!という場合でも美味しく活用できるはず。
いずれにしても、飲みやすいプロテインではあると思いますので、プロテインとHMBをダブル摂取したい人にはオススメできるかなという感じのプロテインでした!