
身長って20代以降になっても伸びるという都市伝説がまことしやかに囁かれていますし、身長を伸ばすサプリというバカげた商品も存在しています。(詐欺容疑で立件されていましたよね)
それほど男性の身長に対するコンプレックスというのは根深いものがあるのでしょう。
かくいう私自身も日本人の平均身長よりも低く、昔はなんで自分の身長はこんなに低いのかと嘆いたこともありました。
ですが、身長なんて18過ぎたら変わらないのだから、変えられる現実を見つめて生きればいいんじゃね?と思うようになってからは全く気にすることがなくなりました。
日本人の平均身長を170cm代へ押し上げてきたのには、栄養摂取状況が昔と違い改善したからなのだとか。
そう考えると、私の栄養摂取状況は昔と変わらんかったんか!?と思ってしまいます。
成長期の身長の伸びには遺伝が約25%関係していて、後は睡眠や運動、食生活やストレスなどの要因が絡んでいるのだそう。
ここで過去の私の過ちを振り返ってみようと思います。
目次
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子供時代の過ちと本当にしなければいけなかったこと
牛乳を飲んでも運動したりビタミンを含む食材を食べないと意味が無い
子供の頃の勘違いというのは結構怖いもので、何も知らないまま牛乳をガンガンのんでいればそのうち身長もついてくるだろうと思っていました。二日で1パック開けるくらいの勢いで飲んでましたよ。
でも、身長は伸びませんでした。
たまたま何かしらの検査で病院に行って、お医者さんに「カルシウム摂り過ぎだよね(笑)」と言われたくらいです。
ハッキリ言って小学校高学年で身長は伸びきってしまい、それから中高と誤差の範囲で2~3センチ伸びただけです。
なぜアレだけ牛乳を飲んでいて身長が伸びなかったのか。
今考えると運動は全くしていませんでしたし、食事も偏食(野菜に偏りすぎ)だったと思います。
運動といえば小学校では体育などありますが、私は運動が苦手だったのでいつも大して動いてなかったですし、運動部でもありませんでした。食事もなぜかおかずも野菜に全振りでタンパク質を多く含む肉などは食べていませんでした。
野菜自体にはビタミンが含まれていますからカルシウムの吸収には良かったはずですが、運動をほとんどしていなかったのがダメだったのでしょうね。
そのくせ米は食うので意味もなく太る太る・・・。おかげでまるっと太ったデブボーイの完成です。
よくあるケースは、子供の頃まるまる太っていてその後身長がぐっと伸びてほっそりするというもの。
私もそれを夢見てましたが、無理でしたね(笑)
そういったケースの多くはきちんと運動部などで身体を鍛えていたんでしょうね。
体を動かせば成長ホルモンが分泌されますから、身長の伸びには大きく関係しているはず。
当時の自分は学校が終わったらすぐ家に帰ってゲーム三昧でしたからね。
今思えばぶん殴ってやりたいですわ。
運動してないと寝ても育たない!?
上述の通り、私は運動してませんでしたから、身長を伸ばすには「寝る子は育つ」ともいわれる睡眠に着目するしかありません。
しかし、私はゲームっ子だったため夜遅くまで起きている子供でした。時間帯で言えば夜10時頃から深夜2時までが成長ホルモンが一番分泌される時間帯だったわけですが、いつも11時~12時頃に寝ていたので成長ホルモンの分泌を妨げていたはずです。
カルシウムは牛乳からたくさん摂取していたはずですが、運動をしていなかったため身体が不要と判断して尿としてほとんど排泄していたんじゃないかなと思います。カルシウムを効率よく骨に利用させるためには運動は欠かせないのです。
結局、運動という一番大切な要素がすっぽぬけていた私がいくら成長ホルモンが分泌される時間帯に寝ようがあまり意味がなかったのかもしれませんね。
とはいえ、睡眠時間は7時間以上だったので寝る子ではあったと思いますけども。
受動喫煙する家庭だった
私の父は喫煙する人で、今でもずっとタバコを吸っています。現在では家の中で吸うことはないようですが、私が子供の頃は食卓とか目の前でスパスパ吸っていて、完全に受動喫煙状態でした。
タバコに含まれる一酸化炭素を吸うことで体内が酸素不足となり、脳に酸素が行き渡らなくなる状態が起きて成長ホルモンが分泌されにくくなってしまうのだとか。
それ考えると私めっちゃ損してる気がするんですけど・・・毎晩食後にスパスパ煙吸わされてましたしね。
ストレスを感じることが多かった
自分で言うのも何ですが、家庭内でのストレスはかなりあったと思います。
人と比べるようなものでもないですけど、自分の中では本当にきつかったです。
それだけでなく小中高でも色々とストレスが重なる事が多かったので、学校と家庭両方で大きなストレスを抱えていた気がしますね。
うちの兄弟も平均身長未満
こういう事情で身長が伸びなかったのかなーと思ったりしています。
私には二人兄弟がいますが、ふたりとも平均身長未満です。
ふたりとも大して運動はしていないし栄養摂取状況も私と同じくらいだったはず。
受動喫煙もしていたことになりますし、家庭内でのストレスも半端無かったことでしょう。
私の家族は揃って身長が低いので遺伝のように思えますが、父の弟さんは例外的に平均身長以上の身長です。
うちの家系からは「あれ!?おかしいな!?」と思えるような身長ですが、中学の時にバスケ部だったそうで・・・。
ストレスや栄養摂取状況がどのようなものだったのかは知りませんので真相は不明ですが、私の父より10cmは高いですね。
おじは性格が穏やかなので家庭環境も良かったのかもしれません。
そんなおじの子は二人とも180cmに近い身長で、私とはかなりの身長差になります。
どうしてこうなった!
ま、どうにもならないことを気にして生きるよりも自分が変えられる現実を変えようと思うのは自然な流れですので、もし身長であなたが悩んでいるのであればきっぱりと割りきって生きることが大事ですよ~。
3K(高身長、高収入、高学歴)がいいみたいな話はもう昔の話ですしね。
とはいえ高身長が見栄えがいいのは当然ですが、気にしてたらまともに生きてられませんよ。
まとめ
ちょっと話がずれましたけど、身長の伸びに関しては遺伝が約25%でそれ以外は成長期の生活環境や栄養状況次第と言えそうです。
もしあなたのお子さんが成長期真っ盛りなのであれば、私の二の舞いは踏ませないように気をつけてあげて下さい。
・骨に衝撃を与えるスポーツ(バスケ、陸上など)をさせるかジョギング、ランニングなどの運動を日課にさせる
・栄養をしっかりとらせ、運動させ、睡眠もしっかりとらせる
・家庭内付和を起こして子供に余計なストレスを与えない
・「勉強しろ勉強しろ!」といったものすごいプレッシャーを与えない
・受動喫煙させない
親としてできるのはこのくらいでしょうかね。
学校内でのストレス(人間関係、勉強、部活など)は子供の切り抜け力に期待する他ありません。
ともかく、日本人の平均身長は170cm代に到達しているのでそれよりも低いというのは大きなコンプレックスになってしまう感は否めません。身長なんてどうでもいいよ、と開き直るにはかなりの年数を必要とします。
無駄に引きずるコンプレックスの芽を摘んでやるという意味でも、できることがあればしてあげればいいのではないでしょうか。
あ!身長を伸ばすサプリとかは詐欺なんで、あんなのはぜったいに買わないでくださいね!「これのおかげで身長伸びました!」みたいな口コミは100%ウソですから!