
気候が暖かくなると、体を鍛え始める人が増えます。春くらいに公園などに行けばわかりますが、ジョギングやウォーキングをしている人がそれまでより明らかに増えるタイミングがあるんですよ。これは老若男女問わずです。
暖かかい季節になると活動的になる人が増える理由を考えてみました。
目次
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暖かい季節は運動する人も増える。体を鍛えるに合理的か?
まず最初に考えてみたいのが、暖かい季節に体を鍛えるのは合理的なのかどうかということでしょう。気温によって運動のしやすさに影響があるなら、当然合理性も出てくるはず。
私が今まで春夏秋冬運動してきたときの感想をまとめてみます。
春秋-気候もよく運動に適した季節
春は気持ちよく運動ができる季節ですね。気温も高すぎず低すぎないので熱中症などのリスクなしで運動できるのがいいところ。ダイエットなどを目的として運動する人は春秋からスタートするとラクでしょう。
実際春秋ぐらいの季節に公園に行くと、わんさか運動している人がいるので私はちょっと嫌になりますが…(笑)
夏-暑すぎて熱中症リスクもある季節
夏は気候的にカラッとした天気が続きますが、それと同時に熱中症のリスクもつきまとう季節です。なので、意外かもしれませんがスポーツには向いていない季節なんですよね~。
毎年熱中症で病院に運ばれる人が後を絶たないのは、春や秋と同じようなスタイルで運動してしまうことに原因があります。
夏は発汗で水分が奪われますし、体内のミネラル分も汗と一緒に流れ出てしまいます。従って夏に運動するのであれば十分な水分補給が不可欠になってくるわけです。
春秋であれば大した運動量でなければ水分もあまり必要なかったりするわけですが、とにかく夏は飲み過ぎってくらい水分を摂取しておいたほうがいいですよ。水分が足りないと発汗による放熱もできなくなって脱水症状+熱中症になってしまう可能性もありますから。
そうならないためには、はっきり言って夏に運動すんな!ってことですね。
もしくは、日中の運動はしないようにするかでしょう。
夏でも早朝であれば気温も涼しく運動しやすいので割りとおすすめだったり。
上の記事ではどうして夏は早朝ジョギングが良いのかについて、気温の面から検証していますので一読してみて下さい。
ちなみに、早朝が涼しいなら夜はどうなんだ?と思う人もいるかもしれません。が、残念ながら夜は日中に暖められた地面(特にアスファルト)が熱を放出しているのでクソみたいに暑いですからおすすめしません。
仕事終わりじゃなきゃ運動時間を確保できない!という人は仕方ないですが、ジョギングをするのであれば早朝のほうがおすすめとだけお伝えしておきます。
冬-寒いが有酸素運動とは相性がいい季節
そして冬場はどうなのかというと、こちらも意外と悪くないですね。
寒いと体を動かすのすら億劫になりがちなものの、体に熱もこもりにくいため運動してもすぐにバテたりしにくいんですよね。
マラソンなどのスポーツの大会が開かれるのも大体冬なのは、やはり体への負担が最も低い時期だからということでしょう。
汗をかくと外気で体の熱が冷えるのでその点は注意しない時計ませんが、しっかり着込んでジョギングなどすればダイエットには効果的といえますね。
逆に運動する人が減るのは秋の終わり~冬
ざっくりと個人的な季節による運動しやすさをまとめてみましたが、残念なことに冬頃は一番運動する人が減る時期です。
普通に考えると運動しにくい時期ですから、止めておこうというのもわからないではないです。ですが、冬から始めると割りと長続きするって言うんですよね。不思議なことに。
寒さはやる気を削ぐ要因の一つだと思うので、その苦しい環境の中で運動を続けられた、というのが大きな自信につながるのかなぁ…と、想像してみたり。
ちなみに私がダイエットのための運動を始めたのは図らずも冬でした。だから続いてる…ってわけではありませんが、冬場から始めると気温などの外部環境が時間経過とともに良くなっていくので続けやすいというのはあると思いますね。
逆に、春や秋から始めると時間経過で運動を続けにくい気温になっていくので、これから運動を始める方はそのあたりも勘案しておくのが良いかも。
まあ、慣れさえすれば外部環境はそこまで大きな影響ではないですから、頑張って続けてみてほしいなと思います。
いつ始めても続くかどうかは本人次第
で、ですけど暖かい季節に運動を始め他人って最終的にどうしているのでしょうか。私は約1年くらいに渡ってとある公園でウォーキング/ジョギングを続けていました。
その間に「おっ、新しく始めた人だな」とか「あの人最近見ないな…」っていう状況によく出くわしました。まあ今では私が「あの人見かけないな」の部類に入ってるんですけどね。
最初にも書いていますが、一番運動する人が増えるのが春秋です。気候的にも運動しやすいというのが大きな理由でしょう。そして人を見かけなくなるのは大体秋の終わり頃。冬の到来と同時に運動する人もほぼ見かけなくなります。
そういった人たちがどこで何をしているのかは定かではありません。自宅で筋トレしているのかもしれませんし、運動自体をやめてしまうのかもしれません。
いずれにせよ、始めた時期が違えど続くかどうかは本人次第だと思います。私のように有酸素運動から初めて徐々に筋トレに移行していく人もいるでしょうし、運動する場所を変えただけって人もいるでしょう。
最終的に結果につなげられればそれでよし、ですからね。
ただちょっと気をつけたいのは、温かいときだけ運動して寒い時は何もしないっていうやり方。
運動している時はダイエットに繋がるでしょうが、スパッとやめて運動の習慣が途切れると徐々にリバウンドし始めます。冬の期間って結構長いですから、その間にぶくぶくと元の体型に戻ってしまう…ってのは、あながち間違いじゃありません。
なので、温かい季節は有酸素運動、寒い季節は自宅でできる筋トレ、みたいにしてとにかく運動の習慣を途切れさせないようにするというのが個人的には大事かなと思いますね。